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枚方市でスルKAN1000円券を買って、出発します。
まずは寝屋川市で下車。
後で撮り鉄しに来るのですが、ちゃんと撮れるかの確認、予行ですか。
そしたらこんなのが来ました。特急専用車の8000系急行運用です。
朝方・夜間は入出庫の関係で特急以外の運用にも入るようです。
つまり、8000が8000を抜かすのも見れるとww
特急以外の運用の際は、もちろん鳩の特急マークは出しません。
寝屋川市にて撮影。
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京橋へ向かいます。
京橋からは大阪の主力車、223の関空/紀州路快速に乗車。紀州路快速側に乗ります。
0番台でした……。2500番台と比べると、目が酷いことになってますね。
気に入りません……なんというか、不恰好です。
やっぱり233には新快速塗装が似合いますよね。
前面に塗装がないと、引き締まりませんね。
これは和歌山にて撮影。行先が変わった後ですね。
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和歌山まで来たのは、和歌山電鉄に乗るためですが、
乗り換え時間がちょっとあります。
もともとは適当に暇つぶししてるつもりでしたが、
いい感じの時間で紀勢本線(和歌山〜和歌山市)を往復できることが判明。
てことで乗車します。
この区間は105系の2連が一日中往復しています。
ワンマン運転ですが、アテンダントさんが乗車していて、車内改札をしていました。
和歌山にて撮影。
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和歌山市は南海の天下。JRのホームは1面1線しかありません。
このとおり、駅名標も南海様式。
紀州路快速で大阪圏と和歌山を往復したのですが、
片道は南海使えばよかったなぁと、家に帰ってから気付きました。
南海は自由席特急乗れるから早いし。
青春18を使うことに固執しすぎた結果です。
さて、先ほどの折り返しの105に乗って和歌山に戻ります。
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1日乗車券を購入し、和歌山電鉄ホームへ。JRホームに並んで設置されています。
人が多いので、改札のおばちゃんも大変そう。
乗車券の扱いがかなり手荒になってました……
日にちをスクラッチで削るのですが、削り方が悪いのか、保存状態が悪いのか。
使用日以外の場所もところどころ削れてしまっていました……
それはさておき、往きではおもちゃ電車に乗車します。
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どっかの風呂屋みたいですが、車内の写真です。
おもちゃ電車というだけあって、左の戸棚にはレトロなおもちゃが陳列されています。
ここで少しばかり和歌山電鉄貴志川線の説明を。
もともとは南海の路線だった貴志川線ですが、西武多摩川線のように
他の路線とは接続していない孤立路線でした。
よって、南海本線系統が近代化する中、貴志川線は近代化が遅れていました。
南海は貴志川線経営の撤退を表明、その後自治体では貴志川線の存続を決定。
そこで名乗りを上げた企業が、かの有名な岡山電気軌道。
岡山電気軌道出資100%の、和歌山電鉄が設立され、現在まで運行されています。
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車両は全て南海時代のものを引き継ぎ、全列車が2270系で運行されています。
その中で、乗客誘致のため、3編成が改造されています。(2009年4月4日現在)
第一弾が、2271Fの『いちご電車』、貴志地帯名物のいちごをモチーフとしています。
第二弾が、2276Fの『おもちゃ電車』、おもちゃ箱や子供部屋をモチーフとしています。
第三弾が、2275Fの『たま電車』、貴志駅長のたまをモチーフとしています。
これらは全てJR九州車両群のデザインでおなじみの水戸岡鋭治氏。
岡山電気軌道のMOMO等も手がけているので、そのツテでしょうか。
さすがです、かなり居心地の良いものとなっています。
運用はHPに掲載されているので、和歌山電鉄に行く際は是非ご乗車を。
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さて、語っている間に貴志駅に到着です。
こちらは無人駅ですが、駅長さんはいらっしゃいます。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが……
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猫の『たま』駅長です。
猫に駅長業務を委嘱した例は日本の民営鉄道では初めてだそうで、
会津鉄道やIGRの先駆けとなったお方です。
改札があった場所を駅長室として改装し、休日を除く毎日、出勤しています。
この猫たちは駅に併設されていた売店の方が飼っているそうで、
出産1か月ほど前から売店に住み着くようになったミーコがたまを生み、
その後でちびが拾われそのまま3匹とも売店で飼われたという経緯があります。
たまばかり脚光を浴びていますが、母親のミーコ、友人?のちびも助役に就任しています。
任期は設定されておらず、終身雇用だそうですw
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『たま』たちの存在による和歌山電鉄への経済波及効果は約11億円だとか。
地域復興に一役どころか二・三役買ったわけです。
以下は各駅員さんの性格です。
『たま』は大人しく、堂々としている。
『ミーコ』は人懐っこい性格で、駅長の代わりに客の相手をすることも。
『ちび』は人見知りな性格で、脱走して行方不明になったこともあるとかw
この日も駅舎内が混雑するほどには来客があったにもかかわらず、
『たま』は業務をサボって居眠り。まぁ客招きが仕事だから、特に問題はないのだが。
『ちび』も居眠りを決め込み、親の『ミーコ』がしょうがないといわんばかりに客相手。
適当に欠伸したり歩いたりして、愛嬌を振りまいていました。
写真は『たま』の母親である『ミーコ』
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で、どこに消えたのか知りませんが、一緒に乗ってきた客もまばらになってきて、
次の列車を待つ地域住民が出てきた頃に、『たま』が起床。
適当に水飲んだりした後、また寝てしまいました。
いやぁ〜しっかりカメラ構えてて良かったです。
それにしてもきれいな三毛ですねぇ。かわいいです〜。
で、次の列車が到着しましたが、『たま』は寝て『ミーコ』が起床。
『たま』は大人数が嫌なんでしょうか?
ともあれ、しっかりと駅長と対面を済ませた私は、和歌山に戻ります。
また来たいですね。
写真は駅長の『たま』です。
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なんだかパッとしない天気ですが、今度は『いちご電車』に乗車します。
改造第一弾のヤツです。
第三弾の『たま電車』に乗りたかったのですが、乗車日は3月14日。
『たま電車』の運行開始は3月22日になのでまだ運行しておらず。
なんか悔しいですが、これでまた来る理由ができました。
いちごとおもちゃ乗れたんだから贅沢言えないしね。
さり気なくトップナンバー。
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車内の様子。
先ほどのおもちゃ電車と同じ場所を撮りました。
こんなフリースペースが……
こちらも居心地良かったです。
水戸岡さんはすばらしいですね……
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