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卒業旅行'09 其の弐拾玖

9日目の2(3/15) 倶知安出発→函館到着
おたるかにめし弁当 倶知安駅停車中だか発車してからだか、小樽で購入しておいた駅弁を開けました。
今回買ったのは「おたるかにめし弁当」というものです。
毛蟹のほぐし身がぎっしり乗ってます。
長万部のに対抗してるのかな……とにかく北海道は海の幸が安くて美味でいいですね。
じっくり賞味すると、蟹の味わいが口の中にじんわりと。
「味しない」とか言う人もいるようですが、庶民感覚ではたまにしか味わえないカニの味わいをしっかりキャッチしております。
昆布駅名標 再びエンジンが唸りを上げて、山を登っていきます。
途中で通ったこちらの昆布駅。そのまま「こんぶ」と読めます。
ネタ駅というかなんというか。
昆布の採れないところに昆布駅というね(苦しい
長万部駅構内 長万部到着ー。
旅客列車はほぼすべての列車が停車します。
トワイライトとS北斗15号が停まりません、なんとも思い切ったことしますな。
さて、キハ150とはここでお別れ、キハ40の函館行きに乗り継ぎますがその前に……
長万部温泉記念碑 マスカットくんと長万部温泉に来てみました。
日帰り温泉のあるホテルに入り、入浴させてもらったんですがあっちい。
しかし案外駅から温泉街まで時間がかかることが分かったため、じっくり浸かってました。
長万部温泉ホテルというところですが、なんと源泉かけ流しでした。
ナトリウム-塩化物泉、旧分類では強食塩泉と言われるものです。
釧路のものと同じく、保温効果が高いです。
たしかに……ホテルから行きの舞う中駅まで歩いても体が芯からポカポカしてましたしねぇ。
森駅舎 がらがらのキハ40単行で森までやって来ました。
……まだ体がポカポカしております。とはいえ体表面は寒いです。
森駅といえば有名な駅弁いかめしなのですが……なんと売り切れ。
こんな小さな駅を全国区に押し上げるほど有名ないかめし、売り切れ必至というわけですか。
私はまた来るのでいいですが……もう来ない2人がかわいそうでした。
函館市電8000 森を出て更に走り、遂に函館到着。本日の目的地到着でございます。
すぐにホテルへは向かわず、夜の函館といえば!な観光地へ向かいます。
写真は函館市電ですが、乗ったのじゃありません。十字街まで行きます。
函館山ロープウェイ 夜の函館といえば100万ドルの夜景ですよねー。
函館山へ上ります。十字街電停から坂を登ったところに山麓駅があり、そこからロープウェイで上ります。
ゴンドラ自体なかなか広く125人乗れるのですが、それでも混雑していました。
時間はかなり遅めだったのですが……駐車場には観光バスも多く停まってましたしね。
さて、我々も登るとしましょう。
100万ドルの夜景 これぞ100万ドル!!
日本三大夜景の一つ、函館山からの夜景です。
屋内展望室から眺めてました……屋外展望台にも上がったのですが、暗い上に路面凍結していたため滑る滑る。
ちょっと怖かったし寒かったですが、雨粒の付着した窓越しの景色よりは夜景がリアルに感じられました。
夜に来るとまた違うイロが見られそうですね、また来たいです。
らっくる号 十字街からの帰りに乗ったのはなんと最新型らっくる号。
今流行の超低床車が函館市電にも導入されています……ここには以前から部分低床車というよく分からないのも導入されてますがw
内装はどの低床車も似たようなものですね、ここも例に漏れず。
2両連接車体ですが、富山ライトレールのものとは構造が異なります。
簡単に言うと、富山地鉄T100や長崎電軌3000から中間車を取り除いたような形態のようです。
キ函館塩ラーメン 今日の夕食は函館塩ラーメン。
これにて、旭川醤油・札幌味噌・函館塩の北海道三大ラーメンを制覇したことになります。
一番衝撃を受けたのはここのラーメンでしょうか……
塩ラーメンらしく麺はストレートの中太麺、スープは澄んだ濁りのない色。
一口口に含むと確かに塩なんですが、あとから来る出汁の風味と塩の甘みがなんとも……今まで味わったことのないものでした。
塩ラーメンとはこういうモノを指すのですね……